ティオ

エールランド王国東方地域密林地帯にある謎の遺跡から発見されたアグラオフォティスの化身"ティオ"は、軍の実験材料にされるところをエールランド人デュラム＝マキオンに助け出され、共に魔界へと逃げ延びます。（魔劫戦記アグラオフォティス「プロローグ」参照）

逃亡先の魔界でデュラムが謎の病気にかかってしまったため、その原因を探すべく一人で彼が生まれた地上界に戻ってきたティオはアグラオフォティスの魔力を使い、2つの行動をします。

1つ目は世界中のインターネット網にアクセスし地上界の病気の情報を収集することでした。しかし、得られた情報からはデュラムの病気の原因と思われる症状は検索できませんでした。

2つ目にティオは世界中で最も病気に関心が強い地上人がいる国を探し出すことでした。その国に行き、病気に関心が強い地上人と出会い、共に勉強し、その地上人を魔界へいざない、魔界でより強く発現できるアグラオフォティスの魔力を使って病気の原因を探ろうとします。

その結果、日本という国が選ばれます。特に強い病気への関心を持つ存在を探り当てたティオは、自らの体を細かく分裂させそれぞれの人間の下へと向かいます。そして共に病気への知識を得て、魔界へと戻ります。

（地上編のティオについてのQ&Aコーナー）

名前：ティオ＝フォグラスア

性別：女

年齢：不詳

血液型：不詳

身長：176cm

体重：56kg

職業：魔族

長身と立ち振る舞いから男性と間違われやすいが、れっきとした女性。その正体はアラビアの砂漠に育つとされる神秘の薬草アグラオフォティス【Aglaophotis】。憑依された人間からいかなる災厄をも追い出す力があるとされており、かつて、人間たちの手により盛んに探し求められていた。エールランド王国の勅命により一旦は捕獲されるが、一人の軍人デュラムに助けられる。反逆者の烙印を押され行き場を失ったデュラムはティオと共に魔界へと逃げ延びる。その後デュラムが原因不明の病に倒れた為、治療方法を手に入れるべくティオは再び地上へと姿を現すのだった。

性格設定

ティオの性格は「明るい」、「純粋」がメインで、時折見せる一面として「真面目、元気、優しい、芯が強い、適当、のんき、ノリ重視、お姉さん気質、天然キャラ、思い込みが激しい、忍耐強い、熱血」などがあります。声色を作る際はこういった性格の反映も参考にしてください。

役作りのヒント

人間の姿をしていますが、その正体は神秘の薬草「アグラオフォティス」が変化したという設定なので、どこか人間離れした雰囲気があります。しかし、本人は自分をみんなと同じ人間だと思っていますし、特別視されることを望んでもいません。その為に年齢は不詳となっていますが、描かれ方は25歳前後の独身女性で、原作中の役どころとしては一般公募で描かれる短編主人公達と共にムービーに登場し、「みんなの先生役をしてくれる友達」といったポジションです。家庭教師の先生みたいなイメージでいいです。

NGな役作り

・アダルトな雰囲気を醸し出しすぎる演技

・恋愛感情が込められすぎた演技

上記2点は地上編では演出する予定がない演技の為、演技パターンの選択肢に入れる必要がないという意味でNGとさせて頂きました。

ティオ役声優が複数いる理由について

ティオは地上に病気について情報を集めにやってきたわけですが、より効率よく実施する為に自身の身体を分裂させます。その分裂体1つ1つが短編別主人公と出会い日々を共にしている設定です。しかし、魔力の大半を魔界のデュラムの元へ置いてきてしまった為、分裂がうまくいかず、どのティオも若干本物のティオと異なる結果になってしまいました。その違いが「声」に現れています。最終的に元のティオに戻るのは魔界に戻ってからが描かれる魔界編からなのですが、その際のティオ役を地上編でティオ役を演じてくださった皆さんの中から人気アンケートなどを実施して決定するオーディションイベントのようなものを考えています。

ティオは人間ですか？

いいえ。人間ではありません。

神秘の薬草アグラオフォティスの化身で、作中では魔界人という分類で描かれます。

自分の声質がティオのイメージと違う気がするのですが、それでも演じてみていいのでしょうか？

はい。演じてください。

どんな声質の女性もティオを演じて頂けるキャラクター作りになっています。ぜひどなたでも挑戦してください。

（魔界編以降のティオについてのQ&Aコーナー）